忍者ブログ
プーケット日記 -ダイビングとタイの生活-
初めて来たプーケットでのダイビング、食事、タイ語、買い物…興味を持ったことを、いっぱい伝えたいです。
[1] [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ヒタチのマレーシア人を撒いて、宿のあるチュリア・ストリートへ戻ってきました。

とりあえず、近くの安宿で、屋外のバーがまだ開いていたので、そこでごはんに。
おなかは空いてないけれど、今日は途中で寄ったドライブインでトーストを食べただけだったので、何か美味しいものを胃袋に与えてあげたかった。
メキシカン・フードって書いてあったので、迷わずブリトーを注文。
嬉しすぎる・・・。タイじゃ食べられないもんね!
パトンにあるけれど、高いだけで美味しくない。

マレーシア風の甘いアイスティーを飲みながら待ってると、
「ここ空いてる?」って金髪で青い目で白い肌の若者が前に座った。
なんだい、ナンパかい。わしこれからご飯なんだけど。食ってていい?

彼はアイルランド人で、ここに泊まっていて、8ヶ月の休暇をとって・・・それは「辞める」と同義じゃないかと思うけれど、、あちこち旅してるらしい。
何かきれいな英語。アイルランドってもっと訛ってると思ってた。
日本にも行ったし、これからタイにも行く。
カンボジア、シンガポール、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、サモア、アメリカ、南アって渡るらしい。
へえ・・・世界周遊チケットってやつかな。

サモア島かあ。行ってみたいなあ!
青い青い空だよ雲無い空だよ♪っていう子供の歌が頭の中に流れ出したけれど、バンドの演奏するビートルズで掻き消えた。イギリスも行ってみたいな。「国籍:英国」だしぃ。(根に持ってる)

ウエイトレスのおばちゃんに、ビールのおかわりを勧められたけれど、断る彼。
でもグラス空だよ?帰り際にわたしに声かけただけってこと?
空のグラスを持って人のテーブルに来て、女(わしのこと)はしっかり食事中なのに何も頼まず、その空のグラスを握り締めたまま、ただ話す。なんなんだこの人? ちょっと、わたしの常識から外れてる。

とにかく、いかにもヨーロピアンな彼の話に適当に相槌をうちながら、
わたしはブリトーを堪能することにした。旨い。
ずいぶん前にサンフランシスコで食べて以来かも。8年ぶりのブリトーかあ!

彼は喋ってる。眼鏡で、内気そうで、文系の臭いがする。
少なくともスポーツマンじゃなさそう。

で、グラス空なんだけど。わたしのグラスもほぼ空になったんだけど。
これは、一般的な事で、そうして欲しかったわけじゃないって、まず前置きして、
普通は奢るよね。何か飲むかって聞くよ、ねえ?
またおばちゃんが、飲み物頼むかって聞きにきた。彼はまた断った。・・・おかしくない?

飲み物を追加しないってことは、もう帰るってこと。
お互いに空のグラスで話す気もしないし、もういいや。
帰ろうとすると、明日の朝食一緒にどうかって聞いてきた。
うーん、、、いいけど。一人旅だし、到着したてで地理わからんし。
誰かと一緒の朝ごはんのほうが楽しいだろう。
朝9時半に約束して、帰った。
生演奏だし、もっとのんびりしたかったんだけどなあ・・・

テー・タレッテー・タレッ
アイスティーです。
タイにもあって、タイ語では
チャー・イエンという。
コンデンス・ミルクたっぷりの、
甘ーい紅茶。
たまに甘すぎる。




翌朝、9時半に昨日の宿に行くと、彼はいなかった。
親切な従業員に椅子を勧められて、座って待つ。
20分待って、もういいやと思って立つと、ちょうど彼はやってきた。
寝過ごしたらし。
時計がどうとか。もう3日も居て、今更時差を計算に入れてなかったとか言うの?

お勧めの朝食を聞いたんだけれど、特にわからないって言う。
じゃあわたしのガイドブックの、ロティコピ・タレの屋台に行きたいと言うと、OK。
宿から近いしね~。

あるかどうか半信半疑で行ってみると、あったあった!屋台だ!
あれだね、と振り返ると、微妙な顔。なに、不満?屋台だから?

北欧風のブレックファーストのカフェじゃないけどさ。でもここは東南アジアよ?
別のとこでもいいよって言うと、「いや、キミ次第」って言う。
だからわたしはここが、いいの。
でも嫌なら明日にでもひとりで来るから、別のとこでもいいよっつってんの。
欧米人のわりにはっきり主張しない彼と、屋台で朝メシ。
だんだんイライラしてきたのは言うまでもない。

わたしは熱いテー・タレッを注文。
彼は同じものでいいそうな。
屋台のお兄ちゃんが、素敵にアクロバティックな手さばきで紅茶を作る。
これこれ、これが見たかったんだよねえ。
空を舞う紅茶!水芸みたいに尾をひいて紅茶がカップからカップへと飛ぶ。
不思議とこぼれない。素晴らしい~。
彼がいなければ、屋台前でじーっと見て、拍手して、写真なんか撮っちゃうところだけれど。

朝食セットが運ばれてきた。
「キミがこれ頼んだの?」って彼はまた微妙な顔。
いや頼んでないけど。いいじゃん。そういうもんなんだろう。
嫌なら、頼んでないって店員に言えばいいのに。
わたしは食べるけど!

マレーシア風の朝食に、わたしは浮かれた。
バターを塗ったトーストと、砂糖が盛られてきた。砂糖をつけて食べるらしい?
コーヒーカップに入った白い何か。
最初、ヨーグルトだと思った。持ってみると熱い。じゃあ豆腐?
かき混ぜてみると、卵。
半熟のトロトロの卵が入ってる。トーストにかけて食べると、美味しい。
「この朝食、どう思う?」戸惑い顔で聞いてくる彼に、美味しいよって答える。
「うん、トーストはグッドだね」って返ってきた。
やっぱ不満なんだ・・・?

5RM(150円位)って言われたので、5RMおにいちゃんに渡す。
彼は「それは1人分の値段か、2人分か」って聞いた。
何、おごってくれんの?でもわたし、もう5RM渡しちゃったよ、遅いよ、スマートじゃないよ。奢る気なら女に財布を出す隙を与えるなよ。
なんて勝手なことを思ってると、2人分だって言われた彼は、
迷って、迷って、えーと、、はいっ、て、わたしに5RM渡そうとした。

えーーーーーー、、それは、こまかい金がないってことか?わたしにお釣り寄越せってことか?それとも奢るよってことか?なんか言ってよ。
何にせよ、これで、ここで、受け取ると思うか?大の大人が。
「いいよ、別に」って言うと、あっさり引っ込めた。「そう?ありがと」って。
おいおいおいおいおいおいおいおい、、
朝食に誘っておいて、それも遅刻しておいて、あっさり払わせるか。
お金の問題じゃなく、男としてダメダメ。男じゃなくてもダメダメ。

「今日の予定は?」って聞くけれど、ムリムリムリムリ、もうあなたと一緒にいたくない。
これからビザの更新に行くから(嘘)って断った。
じゃあ夕飯でもって言うので、約束があるから(嘘)って断った。
明日は?っていう言葉は笑顔でバイバイして封じ込めた。

さようなら、アイルランドの人。いけてないよ。
ああ、あの宿のバー、いい感じで食事も美味しくて安いのに、もう行けないなあ。残念。
そういうば彼の名前も知らない。

PR
初のビザラン、ガイドブックOK、おやつOK、お茶OK! パスポートもOK!!
タイに来て、旅行に行くのは初めて。プーケット以外は、ダイビングでしか行ってない。
みんなはビザランにうんざりした顔をすけれど、
隣国マレーシアへの旅は、だから、嬉しかった。

ペナン島―― Plau Pinang
こちらの人の発音だと、ピナンって聞こえる。
マレーシアの西、大きな島は国際空港もあるリゾート地で、本土とは橋で繋がってる。
東の町、ジョージタウンごちゃごちゃしていて、狭くて、汚い。
そんな所に、プーケットからミニ・バスを4回か5回乗り継いで、
遥々13時間かけて来たわたしは、物好きじゃなく、ただビザの更新のため。

タイに住む外国人は、観光ビザなら2ヶ月、労働ビザなら3ヶ月、
ビザ無しならひと月に一度、国外へ出ないといけない。
そしてビザの更新をしないといけない。
ビザ無しの人は、何度出入りしようと、一年のうち半年以上の期間をタイで過ごしてはいけなくなった。
長く住むには面倒な国、手間も時間もお金もかかる・・・

ともかく、朝7時半にバスに乗って、ペナンに着いたのが夜8時半。
乗り換える回数は多かったけれど、外に出て休憩できたのは3回だけ。
はっきりいって、しんどい。
腰は痛いし、足はむくむし、トイレ行きたいし、喉はかわくし、暑いわ寒いわ――これは座る位置と、車の冷房の具合による。

日本でよく「あいのり」って番組見てたけれど、ラブワゴンって、こんな感じなのかなあ。
西日が当たるからこの席は嫌、とか、冷房が直当たりするから嫌、とか、
何でオレ補助席なんだよ、とか。。。あり得る。うん、すごくあり得る。

ろくに飲み食いもせずに着いて、一泊17リンギット(X30円位なので、約500円)の超安宿に部屋を借りる。
安全で清潔ならなんでもよかった。もっと言えば、ベッドに蚤や南京虫さえいなければ。

マレーシア時間で午後10時、両替もビザ代行屋の申請も終わって、もう寝るだけ。
どの店もシャッターが下りているし、疲れていたけれど、外を歩いてみることにした。
ひとりだし、危ないかもしれないけれど、道中することもなくほとんどまどろんでいたわたしは、もう寝ることに倦んでた。
誰が何と言おうと、飽きたの!
[1][2]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
プロフィール
HN:
Sayoko
性別:
女性
趣味:
最近購入したカメラの試し撮り!
自己紹介:
タイは初めて来ました!
プーケット島は山があって、海があって、素敵な街。
食べ物も美味しいし、タイの人たちは親切で、快適な毎日です。
大好きなダイビングをしつつ、のんびり、たのしく、生活していきたいです。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
  忍者ブログ | [PR]