ペナン最終日、食べる女

ビザが出なあああい・・・

そんな悲しみと虚しさでからっぽになったわたしは、
現実逃避・・・否、気分転換に、久しぶりの買い物へ。
カフェで贅沢にケーキとお茶して、カードでショッピングするんだあっ！
こういう時は日本のＯＬに戻る！貧乏を忘れる！
洋服でも靴でもどーんと来ーい！


コムタの一階にある
ナチュラルテイストなカフェにて。
モカとナッツのケーキ。
ここのフローズン・レモンティーは
さっぱりしてて、すごく美味しかった。



まあ、ともかくタイに帰れることになったわたしは、
とても疲れ果てていたけれど、
でも、ひょっとしたら二度と来ることの無いペナンを満喫することにした。

出発は明日の午前５時。早く帰って休むべきだろうけれど、今回は逆。
遊んで遊んで疲れて疲れ果てて、バスで眠る！
バスの中することないし、また１３時間だ。

午後の日差し燦々と照る中、汗だくになって、町を歩く。
屋台を見つけては食べ歩く・・・ヤケ食い半分だけれど・・・
豆腐と屋台では、豆腐に蜜をかけたものや、冷たい豆乳を。
果物の屋台では、ジャックフルーツやマンゴーやチャイニーズ・アップルを。
チェンドルの屋台では甘いチェンドルを。

屋台って、いいなあ。
あちこちにあって、この暑い中、喉がかわけば、
すぐにジュースやアイスや豆乳、フルーツで潤せる。
甘いものが欲しければ、お菓子の屋台もある。
熱い国ならでは、かなあ。それとも、アジアならでは、かな。


夜中まで賑やかなナイトマーケット。
食べ物の屋台も雑貨や洋服の屋台も、
いっぱいある。
席に座ると、店員さんが飲み物の
注文をとりに来てくれます。


出発まで貫徹しようと、ここでインドネシア料理のナシ・ゴレンやら
中華のあんまんやら、何故かオーストラリア人の店で
店員と意気投合して、ボンダイビーチ流の美味しいスコーンを食べたりして。
はっきり言って、食べすぎ。胃拡張気味。苦しくなっても食った。

わたしはマレーシアの食を、かなり満喫した。
最近顔が丸くなったことは、ひとまず忘れる！

・・・そしてタイに帰国、
帰りのバスは、どの車でも冷房がぜんぜんきかなくて、
お茶も切れて、干からびる寸前だった。
真夏、アスファルトでカラカラになったカエルのイメージ・・・

無事に帰れて良かったあ！
社長は弁護士にクレームつけるっていうけれど、
どうなるかなあ。
わたしは移民局に行くことになるわけだけれど、
まあ、なんとかなるさ！
どうにもならなくても、日本に帰るだけだし、
次に行く国のことでも考えよう！
うん、気楽にいこう(^^)

そんな前向きに考えるわたしに、社長から痛恨の一撃。
「さよちゃん、太ったよねえ！」

い、いいんだ、、これは覚悟していたことなんだ！
「あきらかに、出発前と顔の大きさ違うよねえ」

ううう・・・(T_T)