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アンコール・ワットという遺跡は、たくさんの遺跡群から成っている。
アンコール・ワットはそのひとつ。東西1500メートル、南北1300メートル。
12世紀、スールヤバルマン2世の手でヒンズー寺院として建てられ、
王の死後は霊廟に、そして仏教寺院に変わった。
中央の祠堂には大きくて深い、深い、穴。
王の遺体が収められた、穴。
正面より。
空と雲と遺跡。
青色だけ抽出して撮ったら、
前を歩くおじさんの帽子が
鮮やかに青い。
中央に建つ祠。
わたしは、ここが気に入った
ので、登ってみた。
見た目ほぼ絶壁の階段。
看板がある。
「climb at your own risk」
登るんなら、自分の責任でね!
ということだ。ケガしても知らんぞ、と。
この写真を撮りながら、
「アンコールに死す」
なんてタイトルがふと浮かんだ。あほか!冷や汗出る。
「アンコール・ワット殺人事件-遺跡に潜む殺意、千年の墓に隠されたトリック!」
脳内で絶賛放映中。2時間ドラマ。土ワイ。または火サス。
ともかく、半ば本気で、、誰も、後ろに、いないよね・・・?と振り返る。
今押されたら、お亡くなりになる。まちがいない。
カメラを握る手のひらに汗。
そのくらい高いし、階段は階段と言いかねるほど急で、
段は足の裏の半分の幅しかない。
「アンコールに死す」。なんか聞いたことあるな?
あ、「ナイルに死す」だ。エジプト行く時に読んだ・・・遺跡ちがいです。
団体の観光客をやりすごすと、静かで、気持ちいい。
とても青色の濃い空に高く、鳥が飛んで、太陽はとても暑いのだけれど、
風がとても涼しくて、遠くから、遺跡に響く人の微かな声と、足音と、
千年前に作られた王の墓と。
明日もここに来ようかな、と、ぼんやり思った。
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プーケット島は山があって、海があって、素敵な街。
食べ物も美味しいし、タイの人たちは親切で、快適な毎日です。
大好きなダイビングをしつつ、のんびり、たのしく、生活していきたいです。